18 森

モンゴメリー 
ロイド老嬢

②ジョルジュサンド
花のささやき

カブリワラ

① メルヘンが持つロマンティックさに憧れているので、モンゴメリーは大好き。ステイシーグレーという名さえ、滑らかな灰色の猫のようで、とても素敵だ。
赤毛のアンシリーズは全て持っているので、これは読んだことがあった。モンゴメリーの小説で、心が醜い人はいない、少し配慮が足りないとか、とにかく故意じゃない。アンに憧れて先生になりたい、と本気で思ったこともあったな。懐かしさで溢れる。

②子供の能力を病気だと決めつけてはいけない。子供は薔薇の娘とおしゃべりできるし、そよ風の昔話を聞き、優雅と柔和、美を愛する力、魅惑する術を知るだろう。
ジョルジュサンドがこれを書いたのはショパンと別れ、二月革命に破れ、心の平穏を自然に求めたとき。
彼女の生き方を見ると、なんて男たち(父親、夫、恋人、息子)に翻弄された生き方なのだろう、と思う。彼女は男装していたが、それもこのような翻弄に抗いたいという意思だったのか?

③インドの小説を読んだことはなかったので、とても新鮮であった。
お祭りや生活の慣習、家の装飾、ベンガル山脈をのぞむ景色など、描写が丁寧で今にも目に浮かびそうだ。